【サッカーレジェンド】天才とは彼のこと_アルバロ・レコバ(Álvaro Recoba)

アルバロ・レコバ
90年代、2000年代のウルグアイを代表する天才・レフティ・ファンタジスタ!
個人的にはウルグアイ史上最高の選手だと思っております。
(いや、スアレスだ!という方もいらっしゃるかと思いますが。。)

ちなみにアジア系の顔立ちから中国人を意味する「チーノ」という愛称が付けられていたのですが本人は気に入ってなかった様です。それはそうですよね、ウルグアイ人な訳ですから。。
余談ですが、イヌイット・ネイティブアメリカン・アンデス・ペルーなど南北アメリカ大陸の先住民族はアジア人と容姿が近いのですが、それはユーラシア大陸とアメリカ大陸が地続きであった古代に、アジアから移動していった種族であるためで、ルーツは共通であるという説があります。
何かロマンがありますよね!

。。。話がだいぶ逸れてしまいましたが、
「天才」「ファンジスタ」という言葉は彼のためにある。
左足から繰り出させるプレーにどれだけワクワクさせられたか、
お金を払ってでも観にいきたいと思わせる選手。
インテルミラノのモラッティ会長のお気に入り選手でもありました☆

しかし、ずば抜けた個性を持つファンタジスタはレフティ(左利き)が多いんですよね。マラドーナ、リベリーノ、リバウド、プロシネチキダレッサンドロエチェベリ、現役ではメッシ、ディ・マリアなどなど、人口比に対する出現率は合わないんですよね。本当に不思議です。

実は若き日のレコバと日本は対戦したことがあるのです。

1996年8月25日に長居スタジアムにて行われた加茂監督が率いる日本代表が、若干20歳ながら堂々の10番を背負う若きアルバロ・レコバ率いる古豪ウルグアイ代表と対戦ときの動画です。

インテルミラノに移籍したのが1997年ですから、正に世界に羽ばたく直前です。レコバ一人にいいようにやられてしまっている、正に無双された試合です。

1:53に解説者が「(レコバは)ここで活躍すればJリーグに高額で雇ってもらえると思って張り切っているのでは?」と発言するシーンがあるのですが、当時のJリーグバブルによる思い上がりとレコバのポテンシャルを測り切れていないことを表す、あとから赤面な印象的なシーンです。

そして鮮烈なインテルミラノデビュー戦!

当時ダントツで世界最高のリーグであったセリエAのトップクラブで、途中出場するなりいきなりこの活躍、このスーパーゴールです。天才レコバの世界での活躍はここから始まりました。スーパースターは活躍の仕方も劇的ですよね。

選手層の厚いインテルミラノ時代には出場機会に恵まれないことも多く、
本領を発揮したとは言い難いピークを過ごしたのが残念でした。

1999年にはレンタルでベネチアで1年間プレイしていたのですが、そこで大活躍しインテルに復帰したという経緯があるのですが、実は入れ替わりでヴェネチア(ベネチア)に移籍したのが名波浩!
同じレフティということもあり、レコバ並の活躍を期待されるという背筋の凍るハードルがセットされていたというのが名波浩にとっての不運でした。プレイスタイルも違いますし、当時世界でもトップクラスの選手でしたらさすがに荷が重いなと。。

ヴェネチア時代のレコバのプレイ動画です!
https://www.youtube.com/watch?v=W7oCzc_axeI

続きまして、せっかくですのでヴェネチア時代の名波浩のプレイ動画もご覧ください!
https://www.youtube.com/watch?v=V8ABbI-nvQk



パス良し、ドリブル良し、左足キックは神!!
気分屋で調子にムラのあるところも天才であるが故という魅力に感じる何とも特別な個性。 

レコバさん、今でも多くのサッカーファンの記憶に残っている選手でしょう。

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